大学助教授「佐伯 裕司(さえき ゆうじ)」は、最近パソコンを買ったばかりの初心者。
教え子である「水代 葵(みずしろ あおい)」のホームページを見ようとしてたどり着いた先は、EDENと名乗るアンダーグラウンドなサイトだった。
EDENに集う者達は、生き物を殺すこと、法律に触れることに一抹の罪悪感も感じないばかりか、それをむしろ楽しんでいる者ばかり。
ことに、依頼人からの依頼を受け、女性を拉致・監禁・陵辱することにおいては、それを「遊び」と呼んで一大イベントとしているほどであった。
佐伯が初めて EDENを訪れたとき、その掲示板には、今新しい「遊び」が始まろうとしている事が書き込まれていた。
彼は、あまりに非日常的な内容に困惑しつつも、そのような人間の思考を、貴重な研究サンプルとして客観的に捉えようと努める。
しかし、その時既に、彼は傍観者ではいられない立場に立たされていたのである………。
一体、誰が、何のために…… |